キィィー、ピィィー
ブルーベリーが随分と色付いてきました。
台風が近づいてきたので、ブルーベリーの鉢を玄関ドアの近くに移動しないとね。
え~っと、あと避難させないといけないのは・・・、ヒヨドリさん一家?
実は昨日、すごいドラマがあったんですよ。
それはですね・・・。
夕方、ヒヨドリ夫妻がいつになくバタバタと飛び回っていました。窓から巣を見てみると、ヒヨドリ父さんが餌の虫をくわえていました。
でも、巣にひなちゃんの姿は見えません。
『大変だ、あの子ったらどこへ行ったんだ?』と必死に辺りを探すヒヨドリ夫妻。
電線にとまったり、窓のそばまで来てキョロキョロ探しています。
「キィィー、キィィー。」とヒヨドリ父さん。
ひなちゃん、どこに行っちゃったんだろう。。。
「ピィィー、ピィィー。」
どこからかひなちゃんの小さな鳴き声が聞こえました。
声を頼りに探してみると、2階のベランダにちっちゃなひなちゃんがいるではないですか!
でも、ヒナドリ夫妻はまだひなちゃんがどこにいるのか気が付いていない様子です。
ひなちゃん、救出作戦決行だ!
「ちょっとぉ、ベランダにひなちゃんがいるの~。巣に返すの手伝ってくれな~い。」と長男を呼びました。
「ヒナ、怖がって逃げるよぉ。。」
「おいおい、逃げるなヨォ。。」と慌てる長男。
長男は、へっぴり腰でひなちゃんを優しく手に包んで、「支えておいてよ。」と恐々脚立に登ってなんとかハナミズキの巣にひなちゃんを返しました。
巣に戻ったひなちゃんが「ピィィー、ピィィー。」鳴くと、すぐにヒナドリ父さんが巣にやってきました。
口にくわえた虫をひなちゃんにあげています。
ホッ。。。
人の手でひなちゃんを巣に返したのが本当に良い方法だったのかは疑問です。
でも、飛ぶのが下手なひなちゃんを庭に放っておいたら、野良猫に食べられちゃうかもしれないし。。。
この作戦に興奮し、感動した長男が、さっそく友達にメールを送っていました。
「ヒナってめっちゃかわいいなぁ。おれ、感動したわぁ。」
命の尊さ、親鳥の愛情を感じてくれたみたいです。
長男にはよい体験になったのではないかな。
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